家の売却価値は築年数で変わる?価値を知る方法も解説
相続や住み替え、離婚をきっかけに家の売却を考えたとき、「購入したときの価格と今の家の売却価値はどのくらい違うのだろう」と迷う方もいるでしょう。
購入時の価格や固定資産税評価額だけを基準にすると、現在の市場で見込める価格と差が生じることがあります。
家の売却価値は、現在の土地・建物・立地・市場動向などを踏まえて判断することが大切です。
そこで本記事では、価格の種類による違いや築年数などの評価要素、自分で周辺相場を調べて査定へ進む方法を解説します。
目次FAQ
家の売却価値は購入したときの価格と同じですか?
同じとは限りません。売却価値は現在の市場や物件条件を反映するため、購入時価格や固定資産税評価額とは分けて考えます。
築年数が古い家は売却価値がなくなりますか?
築年数は建物の評価に影響しますが、家全体の売却価値は土地・立地・建物の状態・市場動向なども含めて決まります。
家の売却価値は自分でも調べられますか?
不動産情報ライブラリで周辺の取引価格などを確認できます。実際の売却価格を検討する際は、当社の査定と組み合わせて確認しましょう。
家の売却価値とは?購入時価格・評価額との違い
家の売却価値を考えるときは、購入時の価格や固定資産税評価額ではなく、現在の市場でどの程度の価格が見込めるかを確認することが重要です。
購入時の価格は、その当時の市場環境や物件の状態、売主と買主の取引条件などを反映したものです。
そのため、年月が経過した現在も同じ価格で売却できるとは限りません。
固定資産税評価額も、売却価格とは目的が異なります。
固定資産税などの税額を算定する基礎となる価格であり、実際に市場で売買される価格そのものではないため、評価額だけから売却価格を一律に算出することは避けましょう。
また、家の価値を把握する目的は売却理由によっても変わります。
相続では資産整理、住み替えでは次の住宅を購入するための資金計画、離婚では財産分与を検討するうえで、現在の価値を知ることが判断材料になります。
価格の違いを整理すると、次のとおりです。
| 価格の種類 | 何を示すか | 売却時の位置づけ |
|---|---|---|
| 売却価値 | 現在の市場で見込まれる価格の目安 | 売出価格を検討する際の判断材料 |
| 購入時の価格 | 購入した当時の取引価格 | 過去の価格であり、現在の価値とは分けて考える |
| 固定資産税評価額 | 固定資産税などの算定基礎となる価格 | 実際の売却価格そのものではない |
家の売却価値は築年数でどう変わる?価値を左右する要素
築年数は建物の評価を左右する重要な要素ですが、家の売却価値は築年数だけでは決まりません。土地や立地、建物の状態、市場動向なども含めて判断します。
税務上、木造・住宅用の建物には22年という法定耐用年数が設定されています。
ただし、法定耐用年数は減価償却の計算に用いられるものであり、「築22年で市場価値がなくなる」という意味ではありません。
土地は、建物のように築年数で評価するものではありません。
土地の面積や形状、接道状況のほか、交通アクセスや生活利便性など、さまざまな条件によって評価は変わります。
建物では、構造や築年数に加え、外壁・屋根・住宅設備などの状態や維持管理状況も判断材料になります。
さらに、住宅需要や金利を含む市場環境が変われば、売却時に見込める価格も変動します。
なお、マンションの場合は、立地や築年数に加えて建物全体の管理状況なども判断材料となります。
戸建て・マンションのいずれも、築年数だけで一律に売却価値を判断しないことが重要です。
主な評価要素を整理しておきましょう。
| 価値を左右する要素 | 確認項目 | 価格への影響 |
|---|---|---|
| 土地 | 面積・形状・接道状況 | 土地としての利用しやすさなどに影響 |
| 建物 | 構造・築年数 | 建物の評価を判断する材料 |
| 立地 | 交通・生活利便性 | 住宅需要などに影響 |
| 維持管理 | 外壁・屋根・設備などの状態 | 建物状態を判断する材料 |
| 市場動向 | 住宅需要・金利など | 売却時の市場環境に影響 |
参照
- 国税庁「中古資産を非業務用から業務用に転用した場合の減価償却」(2026年10月06日確認)
家の売却価値を自分で把握し売却を進める方法
丸亀市周辺の家の価値を把握するには、公的データで周辺相場を調べたうえで査定を依頼し、自宅固有の条件を反映した価格を検討します。
国土交通省の「不動産情報ライブラリ」では、不動産の取引価格・成約価格や地価公示などの価格情報を確認できます。
まず地域で丸亀市を指定し、不動産価格情報で自宅に近い物件の種類を選びましょう。
面積や築年数、取引時期などが近い事例を比較すると、周辺相場を把握する材料になります。
ただし、周辺の取引事例と自宅では、面積や前面道路、立地、建物状態などの条件が異なります。
取引事例の価格が、そのまま自宅の売却価格になるわけではありません。
なお、地価公示は標準地の1月1日時点の1㎡あたりの価格を示すもので、戸建て全体の売却価格とは異なります。
査定を依頼する前には、建築確認関係書類や測量図など、手元にある資料を確認しておきましょう。
不具合や過去の修繕履歴も整理しておくと、物件の状態を伝えやすくなります。
査定額を上げる目的だけで高額なリフォームを行うのではなく、まず現在の状態で査定を受けることも選択肢です。
売出価格を検討するまでの流れは、次の3ステップです。
不動産情報ライブラリで周辺相場を調査
当社へ査定を依頼
査定根拠と周辺相場を比較して売出価格を検討
査定額は金額だけでなく、「なぜその価格なのか」という根拠まで確認しましょう。
当社では、仲介による売却のほか、買取にも対応しています。
参照
- 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(2026年10月06日確認)
まとめ
家の売却価値は、購入時の価格や固定資産税評価額だけでは判断できず、現在の市場で見込める価格を確認することが大切です。
築年数は建物の評価に関係しますが、土地・立地・建物の状態・維持管理状況・現在の市場環境なども価格を左右します。
まずは不動産情報ライブラリで丸亀市周辺の取引事例を調べ、おおよその相場を把握しましょう。
そのうえで査定を依頼し、自宅固有の条件を踏まえた査定根拠を確認することが、売出価格を検討するための具体的な一歩です。

